昨年度は、各地で地殻変動による災害が多発し、防災に対する人々の関心が高まる多くの出来事が生じ、企業としても安全・安心の大切さを再確認させられた一年でした。 当社を取巻く世界情勢や経済環境は加速度的に大きく変化し、資源・素材価格の高騰により国内外のサプライチェーン見直しだけでなく、安全保障上の観点にまで拡大しています。更に社会課題も複雑化しており、国内に留まらず世界情勢も混迷極まりなく変化しています。
当社は本年度、事業分類を再編成し推進を図る初年度となります。
従来までの製品別事業編成からビジネスモデル別編成へ変革し、基盤となるリプレイス事業(自動車分野)と精製・開発事業、サービス事業の三つに再編成し事業推進を図ります。
リプレイス事業では、引き続き法令順守を前提に作業従事者である整備士の健康を第一優先とした製品開発を継続し供給して参ります。
精製・開発事業では、純水を活用した製造機器の開発・供給を業界に捉われず展開を推進致します。
サービス事業では、従来の多岐に亘る受託業務だけではなく農業分野の実証モデルを基点に、営農従事者様の農作業効率向上を目的とした土壌・水質検査サービス拡充を推進して参ります。
将来に向けた事業基盤は、今後の情勢変化に対応可能なカスタマイズを適時実行しながら進めていくことが重要と考えます。 暮らしをより豊かで、より良いものに繋げるために、社会生活を活性し「安全・安心」で「快適な社会」に貢献することを目指します。
本年度も一層のご支援を賜りますよう、よろしくお願い申し上げます。